
今月は、乙女座の守護石ターコイズをピックアップしてご紹介させていただきたいと思います。
今年流行のターコイズですが、その歴史は古く、古代エジプトやインカ帝国の遺跡からも発見されていることから、紀元前三千年頃からすでに知られていたと考えられています。
元々は、美しいという意味の「カレース」という名前で呼ばれていたのですが、やがてペルシャで産出したものが、トルコを経由してヨーロッパにもたらされたことから、ターコイズ(トルコ石)と呼ばれるようになりました。
宝石言葉は、「安全」「成功」。
ネイティブアメリカンはこの石を「地球をとりまく美しい空」を表す石として、大切に扱ってきました。
ある伝説によれば、空にまだ色がなかったころ、ターコイズの山の山頂に羽根を休めた金色の鷲の精霊が、ターコイズの色を空に反射し映したため、空が青くなったと伝えられています。
また、ナバホ族の伝説では、最初の男と最初の女が現れて太陽を創造し、その際に太陽の周りを丸く削ったターコイズの石で飾ったと伝えられています。
この石のパワーは、邪悪なものや迫り来る危険から身を守るとされ、ネイティブアメリカンたちは、儀式に用いたり、また護符や装身具として利用していました。
また、エジプトではオシリスとイシスに捧げられた聖石でした。
イランでは護符として用いられていました。今でも、凶事を免れて幸運を招く3つのおまじないのひとつに、「ターコイズを眺めること」が入っているそうです。
インドやビルマでは、魔除けや幸運をもたらす石として、現在も大切にされています。
このように、ターコイズは古くから多くの人々に神聖な石として愛されてきました。
持ち主に危機や病気が迫ると、色を変化させてそれを知らせてくれるといわれています。また時には、石が欠けたり割れたりして、身代わりとなって持ち主を守ってくれるのだそうです。
危機回避能力の強いこの石は、古くから旅の守護石として用いられてきました。現在でも旅行のお守りとして、また人生の旅を守護する石として親しまれています。
目標に向かって前進したいときには、この石を用いれば、旅を守護するパワーが、意志を貫いて成功できるよう導いてくれることでしょう。
ターコイズは、男性には勇気と決断力・成功を、女性には幸福と満ち足りた生活をもたらす石とされています。
過剰なストレスを緩和して、平安と安定をもたらしてくれるともいわれています。石の放つ穏やかな波動が、肉体と精神のバランスを回復して、心の中にわだかまったものから解放してくれるのだそうです。
また理性と感情のバランスがとれている人が用いれば、この石のエネルギーと同調して、よりいっそうの幸福感を得られることでしょう。
昔、チベットではこの石をお金の代わりに使っていたことから、この石は、自分で買うよりも、人からもらった方が幸せになれる、あるいはパワーが強まるなどとされます。
また、贈られたトルコ石には、悪意を取り除く力があるともされ、かつては恋人同士の贈り物としても好まれたそうです。
うまくいっていない人に贈ると、仲直りさせる力があるともいわれています。
このように、心と心を繋ぐこの石には人間関係を円滑にし、トラブルを解消してくれる働きがあるのだそうです。
肉体的には、眼精疲労を緩和し、視力を守る力があるとされています。
また、肝臓や胆のうの機能を強化する働きがあるともいわれています。
浄化の方法は、日光に当てたり、セージや針葉樹などで燻すと良いでしょう。
クリスタル・クラスターの上の置いておくと、パワーが充電できます。
鉄と銅を含みますので、長時間水に浸けたり、塩に浸けたりすることは避けて下さい。
また、化粧品や汗、酢などにより変色し、乾燥すると亀裂が入りますので、お取り扱いの際は充分お気をつけください。
またターコイズは、汚れ易い石ですので、お手入れの際は柔らかい布などでこまめにふいてあげるようにしてください。
最後に、ペルシャでは新月の下でターコイズに願いを託せば、幸運を招くといわれています。
次の新月、もしターコイズをお持ちでしたら、良かったら試してみて下さいね。
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