
十二支は、元々は古代中国で考えられた、日付けを表す記号で、十干とともに用いられました。
やがて、日付けの他に、年や月、時刻、方位を表す記号となり、六世紀半ば頃に日本に伝わったとされています。
干支とは、本来は十干と十二支を組み合わせたものを指す言葉でしたが、日本では干支といえば、主に十二支のことのみを表すようになりました。
動物と組み合わせられたのは、人々が暦を覚えやすくするため、身近な動物を割り当てたとか、バビロニア天文学の十二宮が伝播したなどといわれております。
生まれ年の干支による守護石は、かつては、仏教で極楽を司っているとされる七宝(金・銀・瑠璃・玻璃・瑪瑙・珊瑚・真珠)の中から選ばれていましたが、現在では、十二神将のご神体の色をラッキーカラーとし、その色のパワーストーンが守護石とされるようになりました。
十二神将とは、十二夜叉大将ともいい、薬師如来の十二の大願と薬師経を信仰する者を守護するとされる、十二の武神のことです。各神将がそれぞれ七千、総計八万四千の眷属夜叉を率いるといわれています。
平安時代以降、十二支は十二神将と結びついて、十二神将は、1日にそれぞれ2時間ずつ担当し、無事を守る役割を持つようになりました。
それがいつしか、生まれ年の干支の守護神ともされるようになったのです。
なお、経典によって対応する各神将と十二支が異なる場合がございますので、ここでは一般的に対応するとされる十二神将を挙げてみたいと思います。
一般的には、生まれ年の干支に関連したものを持つことで開運をもたらしたり、あるいは、その年の干支を飾ることで、その年一年の幸せと繁栄をもたらすといわれております。
また、自分の生まれ年の干支から数えて7番目の干支を「向かい干支(守り干支)」(十二支を円状に配した時に、自分の干支と向かい合わせになる干支のこと)といって、向かい干支を大切にして、身辺にその干支に関連したものを持つようにすると、出世するとか、幸福が訪れるなどといわれております。
お守りとして、ご自分の干支や、向かい干支の守護石も、よかったら参考になさってくださいね。
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